活動報告
谷たかよしが日々行っております、議員活動の一部をご報告いたします。
- 現状の政治課題について
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平成20年度を迎えたこの時期に、暫定税率の租税特別措置法の失効によるガソリン値段の上下と、あらたに施行された後期高齢者医療制度について、二つの大きな政治的混乱がありました。
いずれも国民生活に密接に関係することであり、負担がそのまま全国民に影響する事柄であるがゆえに関心が高いのは当然ですが、連日のマスコミによる詳細な説明というより、むしろセンセーショナルな取り上げ方によって民意が大きく動いた感じがします。
私は与党の立場ではありますが、衆参のねじれによって、もう簡単には法律が通らないこと、そしてこれまでの当たり前も通用しないことをしっかり認識すべきです。 自動車関連・道路関連の税制については、もう一度国民の意見をよく踏まえて議論を尽くさないと理解を得られません。また、新たな医療制度についてはここで大転換をしなければ大変です。説明不足が責められ、細かな調整は必要としても、制度そのものの創設はやむを得ないものと思います。
民主党は、これまでの政府の失政を突いていれば点数が稼げるようで、あまりにも政局優先しすぎです。長い官僚政治の膿を出すことは大事ですが、少子高齢化時代の国のあり方にもっと責任をもって、しっかりと理念・政策で勝負すべきです。財源があやふやでは責任を伴う政策にはなりえません。ばら色の誤ったメッセージのみ振りまいて、それで国民の間に混乱が生じたら、それは政府の責任だといってるように見えてしまうのがはなはだ残念です。
- これからの生活、介護にロボットの活用を
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現在各所で使われており、これからさらに成長の望まれるロボットは3種類といわれます。(東京理科大学 小林 宏教授談)
- 工場で生産部門の一部となって作業に従事するロボット
- 人間の生活スタイルをインプットして応対するロボット
- 要介護者用として介護ならびにお世話のできるロボット
本年4月21日と22日の二日間にわたって、東京都内各所で現在における最高峰のロボット技術を見学しました。発端は、2月度県議会において、早川議員が介護労働者の負担軽減について質問したとき、介護ロボットの開発について論及されたことによります。
今回、都内4ヶ所の訪問地と内容を記述します。
- HONDA本社を訪れ「ASIMO」開発の歴史と今後の進展についてレクチャーを受け、さらに本体のデモンストレーションを見学しました。先進技術の日本、世界の「HONDA」の技術力に敬意を表し、今後の先駆的な研究に大いなる期待を抱きたい。
- 東京理科大学・九段校舎の小林 宏教授の研究室を訪問。沼津市出身の教授は、ご自身の研究はヒトの困っているところに直接役に立つロボットであるべし、と主張された。見せていただいたのは、介護支援として力を発揮するマッスルスーツ。受付嬢の表情をそっくりに応対のできるレセプショニストシステム。歩行困難者の歩行を援助するアクティブ歩行器。食物の飲み込み動作を解析するための嚥下(えんげ)ロボット等。
- セコム本社を訪問。頸髄損傷等で手が麻痺して自身で食事が取れない障がい者のための食事支援ロボット「マイスプーン」について開発者から説明を受け、実際の体験を通し快適な食事環境を確認できた。
- 首都大学東京日野キャンパス・システムデザイン学部の久保田准教授を訪ねた。ここでは東京都より委嘱を受けている、10年後の東京の姿を念頭に置いた高齢社会に対応するロボット研究について、説明を受けた。研究室では学生・院生の手で、食器片付けロボットや会話ロボット、そして言葉や色彩・動作等を感知して対応するロボット等を見せていただいた。ここは最先端の未だ研究途上で、公表できる資料の提供は無理のようでした。
- 富士山静岡空港の路線について
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平成21年3月開港を目途に施設の整備はもちろんのこと、知事を先頭に中国・台湾を始めとする国内外と、各航空会社へのポートセールスを果敢に展開しています。
これまでに決定している路線・便数は次のとおりです。新千歳 JAL 1便/日 〃 ANA 1便/日 福岡 JAL 3便/日 那覇 ANA 1便/日 ソウル アシアナ 1便/日 合 計 1日あたり4路線、7便です。 引き続き、上海、香港、台北、タイなど、アジア・太平洋地域への路線就航に向け各国の航空会社に要請中です。
ANAは4月22日、以下のとおり運航計画を発表しました。
静岡空港 那覇空港 静岡空港 沖縄線 12:00 発 14:30 着 15:00 発 17:00 着 静岡空港 新千歳空港 静岡空港 札幌線 17:30 発 19:10 着 9:40 発 11:30 着 機種は、ボーイング737-500と-700型の予定です。
鈴与株式会社は航空事業本部を立ち上げ、平成21年7月にリージョナルエアラインとして定期航空運送事業に参入します。ブラジルエンブラエル社製の76人乗り航空機で1日に5~6往復便就航する路線展開を検討中です。
- 静岡県議会/2月定例会 開会
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2月22日から3月19日までの会期で県議会2月定例会が開催され、平成20年度一般会計当初予算と提出された89議案すべてを可決、または同意もしくは承認いたしました。
このたびの県議会では、公明党から代表質問に前林 孝一良県議、一般質問に早川 育子県議が登壇し、議会を締めくくる最終日の討論に谷 卓宜が立ちました。
当初予算は1兆1,298億円となり、重点テーマに沿った施策・事業の展開、富士山静岡空港の開港、そして生産性の高い県政を実現していく三つの基本方針を掲げました。また、静岡空港の設置管理条例や後期高齢者医療財政安定化基金条例など、さらに庵原郡由比町を廃して静岡市に編入する配置分合議案まですべて決定いたしました。傍聴は県民全体に開かれておりますし、インターネットでは同時中継を見ることもできます。どうぞ関心をもっていただいて、さまざまなご意見をお寄せください。
- ふじのくに交流会/鹿児島訪問
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2月5日から6日に亘り、富士山静岡空港利活用促進議員連盟の副会長として、鹿児島県を訪問しました。
この交流団は、私たち議連を代表する県議と、産業・観光事業者や関係団体、空港周辺の市長・町長、行政関係者など総勢74名が、静岡空港と鹿児島空港との路線就航を願い、鹿児島県関係者にその思いを伝えるべく赴いたものでした。
5日到着後、さっそく鹿児島県庁の伊藤県知事を表敬訪問しました。その後、滞在ホテルで団体ごとに分かれ意見交換会を行い、両者の考え方について活発な話し合いを行い、続く懇親の場で末永い友好と交流を約しました。
翌6日は団体ごとに分かれて県内視察に出かけました。議連の県議団は、鹿児島県立農業大学校を訪問して、お茶をはじめ全国第2位である農業県・鹿児島県の研究とたくましい前進の姿を見てきました。また鹿児島特産の芋焼酎工場を見学し、全国に大ブームを興しその名を轟かしている現場の空気を感じてきました。
帰路は、鹿児島空港を発ちセントレア(中部国際空港)から静岡県に戻りました。鹿児島・中部とも、路線と便数がたいへん多い空港であり、これらと比べて静岡空港が果たして一体どういう姿になるのか。困難は多くても、富士山静岡空港を将来どのように発展させていくのか、未来のために大きな期待を込めて大事に育てていく必要を感じた交流旅でした。
- 海外事情調査団/インド・トルコ訪問
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2007年11月4日から13日までの、静岡県議会産業・教育等海外事情調査団(議員15名によるインド・トルコ共和国訪問)の視察内容について、ごく一部になりますが写真でご報告いたします。
詳細は、静岡県議会発行の報告書にて公表されています。
- 松枯れ対策/三保の松原
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駿府公園の角東御門のところに弥次さん喜多さんの像があります。十返舎一九作の東海道中膝栗毛の中でお伊勢参りの物語は進み、かつての東海道、活気ある生活と当時の美しい風景が思い起こされます。その中で青々とした松の木について、県内では3箇所に記述がありました。
沼津では、『この景色見てはやすまにゃ奈良の坂 いざ煙草にや千本の松』、岡部宿付近の記述には、『名にしおう遠江灘(とうとうみなだ)は浪も平らかに街道の並木の松も風おだやかで枝を鳴らさず、・・・』とあります。 また藤枝では『街道の松の木(こ)の間に見えたるは、これむらさきの藤枝の宿』、まだ他にもあると思いますが、探していた興津や江尻周辺には松の記述はありませんでした。
昔の風情はともかく、最近特に松枯れが激しく三保を歩けば常に枯れ木・枯れ枝が目に付き、行き交う人との会話はいつも松枯れの話です。昔の風景画では、砂州でできた三保半島のほとんどが松の木で覆われていたことが見て取れますが、今は都市化が進みかつての面影はありません。しかし、それだけではなく残された僅かな松の木が、マツノザイセンチュウによる被害で相当数枯れてきており、今に1本残らず無くなってしまうのではと口にする人もいます。
市役所の調査では、全体5万本といわれる三保の松原が、年間約1千本づつ枯れて朽ちているといわれます。マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリの体内に入り、このカミキリ虫が飛び交うたびに松枯れが進み、伐倒した松の木に次はシロアリが食らいつき、この地域の土壌をさらに痛めているようです。
県立自然公園の要、国指定名勝「三保松原」そして保安林としても大事な存在であり、歴史の地・景勝の地故に、全国民のために後世の人のために、いつまでも大事に保存しなければならない、それが三保半島であり、松原であると思います。また、県内には三保のように美しく貴重な松原が他にもありますが、規模の大小はともあれ、薬剤の空中散布がさまざまな理由からむつかしくなったことも起因して、松くい虫の被害が大きく広がっていると聞いています。ともに被害木の駆除などで、被害の拡大防止に取り組んでいるようですが、何としても県内の松林を守りたいものです。
(以上、昨年3月の一般質問で述べた内容です。)
現在は、静岡市が中心となり三保の松原保全に全力をあげています。薬剤の散布と注入、また最近の取組みとして試験的に土壌改良の方法も始まりました。この取組みは画期的であり、思い切って進めるべきです。
昨年11月22日、公明党議員団4人で、宮城県松島町における松枯れ対策の調査に行ってきました。町長や職員から説明を受けましたが、近隣の市町と対策協議会を設けて、国・県の支援を得ながら薬剤注入や土壌改良などあらゆる対策を行ってきたそうです。それでも年間8千本ほど伐倒駆除を行わざるを得ないと聞きました。この視察は、いただいた貴重な資料と共に、これからの対策のたいへんな参考になりましたが、訪問当日が記録的な大雪に見舞われ、松の木そのものを見学できなくて、その点は残念でした。
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